国際標準の「読解力」の育成に有効なハイパー意味マップ
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天理大学ウェブサイト:シラバス
集中講義で実施します。コンピュータを用いた国語科教育が、この講義の主題です。
今のところ、大まかに以下のような内容を考えています。詳細は順次掲載しますが、受講する皆さんにあわせて、当日適宜変更していきます。
今年度は、logical writingについての実習を含めます。
今年は3回生、4回生にまたがる受講生ということで、予告していた内容に少し軽重をつけました。理論的な背景の講義に偏りすぎないよう、具体的にどのような授業になるのかを体験的に学ぶ実習を多くしています。また、レポートの書き方について基本的な講義、できれば添削を行いたいと思います。
更新日 2009年7月28日
1日目 7月27日(月) |
2日目 7月28日(火) ICTを用いた学習 (書くこと・読むこと) logical writing② |
3日目 7月29日(水) マッピング |
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その他参考文献については、必要に応じて準備してください。
以下の図書は、講義の内容に関わる参考図書です。必要に応じて借りたり購入したりしてください。
三日間の講義を、1日目・2日目・3日目というように示していますが、進度が速ければ次の日の内容に入っていきます
1日目は入門・概論的な講義となります。講義全体のガイダンスの後、国語科教育とは何かということを講義します。そして、ICTを用いた学習のイメージを持つために、実際にICTを用いた国語科の学習活動を行っていきます。
また、レポートを作成するに当たって必要な作文技術logical writingについて講義します。
P-study system をダウンロードしてドリルを作ります。(例)4字熟語
ダウンロードして、問題をやってみよう。例題
システムの都合で上記ソフトを用いた実習ができない場合。
Vector・窓の杜などにある、国語学習に使えるフリーウェアを評価する。
動詞ハンターの意味(解説ページへ)
ここで、htmlの基礎について学習します。
プレゼンテーションソフトを使って、プレゼンテーションをします。
1、グループでレポートの観点や項目を話し合う(ブレーンストーミング的に)
2、各自項目を立てて書く
やや細かくレポート評をします。求められるレポートの書き方について理解してください。
3日目は、まず、昨日の新聞づくりを応用した活動について講義します。
さらに、新たなテーマであるマッピングという手法について講義し、CmapToolsを使った実習と教材作成をします。
また、 レポートの作成についてガイダンスします。
時間的にゆとりがあれば、htmlを使った教材について講義し、演習をします。
物語を新聞にする
「読解」とは何か-C 「読むこと」を巡る今日的テーマ
文章を読んで「わかった人」は何がわかっているのか。考察しなさい。(グループ)
「読んで分かること」の認知科学的解釈または構成主義的解釈から導かれる実践例
すべての領域への拡大
読解手法へのシフト
評価法としての自覚
Reading Literacyを養う効果的な方法としての自覚-フィンランドの国語科教育
意味マップ活用を支える状況の変化
教師
環境
Compitencyと学力
Lifelong learningと学力
教育工学的アプローチ
認知科学の応用
西フロリダ大学の認知研究所(Institute for Human and Machine Cognition)が開発したマッピングソフトCmapToolsを使って、ConceptMapの作り方を実習します。
シーケンシャルなテクストをネットワーク化していくということを実習します。さまざまなジャンルの文章をハイパー意味マップ化する作業を行った後、読解についてどういうことがわかるのかを考察します。
「html」を使った教材作りがレポートの課題となっていますので、早い段階でhtml入門を果たそうと思います。
講義の進み具合や学生の皆さんの状況に応じて、この項目は行わない場合もあります。
b-1 事前準備
b-2 記述
平成21年度のレポート課題は以下のように考えています。(7月23日現在)
ハイパー意味マップを用いて短歌の読解を行う。できあがったマップを学生どうしで比較し、読解の類型化をする。
教材とその解説を作成する。