コンピュータを活用して、スピーチの資料作りを行い、スピーチを楽しいものにする。文字の形やデザインのイメージを具体的に形にできる機能や画像を取り込む機能などを駆使して、自己紹介パネルを作成し、それを持ってみんなの前でスピーチを行う。 |
コンピュータの普及を前提に国語科でどのような授業が可能か。コンピュータを活用することで、言葉の力をどのように伸ばすことができるか、次の5つの授業が可能であると考える。
「1」については市販の漢字練習ソフトや文法問題ソフトなどでゲーム感覚で知識や技能の習得ができる。「2」についてはワープロ機能が図形作成や絵描きソフトなどと併用でき、「4」の機能をももつようになっている。「3」や「5」についてはインターネットを利用し世界中に出ていくことを目指すものである。現状では情報源ソフト、教師が情報を整理して作った仮ホームページを利用して代用している。倫理的な問題や、リテラシーの問題との関連が大きく、今後の課題である。
【コンピュータを活用した授業の展開例】学習者:中学2年生
単元名 | 「ひとこと言わせて」 | 配当時間 | 3時間 |
学習のねらい | @新しい仲間との出会いと大切にする。 A広く話題を求め、ユーモアあふれる話を披露する。 (指導事項2,3年A・ア) | ||
時 | 学習内容 | 指導のポイント | 留意点 |
1 | 1 学習への誘い (1)コンピュータを使って文章や絵を取り込んだパネルを作る。(コンピュータの機能の学習) (2)パネルとスピーチの内容について構想する。 | 1 コンピュータの機能についての学習 (複数の教師による共同指導) |
◎ワープロ機能についての学習は1年次。 ◎内容やアイデアを整理して構想表を作る。 |
2 | 2 自己紹介パネルの作成 | 2 パネルを作る | ◎大画面 |
3 | 3 パネルを見せながらスピーチ | 3 自己紹介+ユーモアのあるエピソード |