言いたいことのすべてを説明しようとすると、かえってわかりにくくなります。だいじな点を3つから5つぐらいに絞込み項目を立てるとよいでしょう。そのとき、説明の中心となるだいじな言葉(キーワード)を示すと、自分の言いたいことを相手に強く印象づけることができます。
ある事柄について説明をするとき、文章だけでは、読んで要点をつかむのに時間がかかります。そうしたとき、図や表を使い、強調したい点や複雑な関係などを整理します。同じ種類のものを比較したり、矢印を使って流れを示したりすると、一目でだいじなところがつかめるようになります。
写真やイラストなどの視覚的な資料は、説明する相手にすばやく理解してもらうのに有効です。特に説明する事柄が相手に未知のものであるときには、言葉だけの説明よりも、具体的に直感的にとらえられ、また、分かりやすくなります。
こうした資料を提示する場合、OHPやコンピューターのプレゼンテーションソフトなどを活用することも考えられます。