ICTを用いた国語科教育
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神様の話

生徒の皆さん。卒業おめでとう。皆さんには十分なことをしてあげられなかったかもしれません。しかし、皆さんは十分に先生に応えてくれました。だから、先生は、皆さんに与えた物よりも、きっと皆さんから得たものの方が多いはずです。

せめてお別れに当たり、これから、中学校時代より一回り大きな世界に飛び込んでいく皆さんに、聖書の中の言葉を紹介します。

神様は耐えられない試練は与えられない

13聖人の一人パウロが、コリントという町の教会に宛てた手紙の中にある言葉です。さらに続きます。

神様は試練にそれを逃れる道も備えてくださる

試練にはあらかじめ試練から逃れる道がついているということです。
また、こうも書いてあります。

あなた方を襲った試練はみな人が知らないようなものではありません

人間が経験する試練など、かつて誰かが経験した試練にすぎない、誰も知らない試練などあり得ないということです。つまり、自分だけが特別に困難な状況に追い込まれているということはないということです。そして、多くの先人がその試練を乗り越えてきたということを言っています。


この手紙は、古代ギリシャ語で書かれています。ここで言う「試練」はギリシャ語でペイラスモスと書かれており、これは試練と誘惑の二つの意味を持つ言葉です。試練は、挫折への誘惑でもあるということでしょう。まさに哲学に長けたギリシャ人らしい言語感覚だと思います。クリスチャンはこの言葉の二つの意味を、神の与えた試練と悪魔の与える誘惑という二面性だと解釈しています。

 

これから始まる人生の中で、今まで経験したことのない大きな困難に出会うかもしれません。しかし、試練には逃れる道がついています。そして神様は耐えられない試練は与えられません。そこだけは、神様を信じて生きていってください。・・・・・さようなら。

平成15年度学級通信「あん・ざいれん」最終号 頓原町立頓原中学校平成15年度卒業生に寄せて(一部改)

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